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子宮頸がん予防ワクチン

4価ワクチン ガーダシル

  1. ① ワクチンの対象になるウィルス
    HPV 6、11、16 、18の感染を予防するものです。
    このうち6型、11型は尖圭コンヂローマと言う良性腫瘍の発生の元になります。

    16型、18型は子宮頸がんあるいはその前駆状態(異型性上皮と言います)の発生の元になると考えられています。
    この16型と18型はいくつかのHPVウィルスの中で最も子宮頸がんになる可能性の強いタイプです。

    18型は腺がんと言って診断の難しいタイプの癌を発症させる時があります。

    16型と18型の感染を予防するだけでおおよそ70%の子宮頸がんの予防になると考えられています。
  2. ② 副反応
    注射部の痛みの他、関節の痛み、月経量の異常等コロナ予防ワクチンに似た症状がでる時があります。
    この他、身体がだるい、集中力がなくなった、自分の意志に反して動く等の訴えもあります。
  3. ③ キャチアップ接種とは。
    HPVワクチン接種が積極的な接種が勧められなかった年代の女性を対象に接種に補助が出るシステムを言います。
    具体的には平成9年から平成17年生まれの女性が対象です。
  4. ④ 4価ワクチンの他に9価ワクチンもあります。
    シルガードの項目をご覧ください。
  5. ⑤  よくある質問(Q&A)
    Q1:子宮頸がん予防効果はどの位ですか。
    A1:ガーダシルの場合既にHPVに感染していない人であれば その効果は約70%と考えられています。
    Q2:性交渉が有っても接種しても良いですか。
    A2:性交渉があっても必ずHPV感染がある訳ではありません。
    積極てきにワクチン接種を受ける事をお勧めいたします。
    Q3:ワクチン接種前にHPV検査を受ける事は必要ですか。
    A3:もし感染していなければ、その分ワクチンの予防効果が高く なると言う事が推測されます。しかしワクチン接種の為だけに HPV検査を受ける必要はありません。
     
    Q4:何歳まで接種可能ですか。
    A4:日本産婦人科学会では次の様に推奨しています。
    a) 最も推奨するのは10-14歳の年齢です。
    b) 次に15歳―26歳の女性もお勧め致しております(キャチアップ接種と言って国から補助が出て無料の方は平成9年以降に生まれた方です)。 
    c) しかし希望される方は45歳までの方はお勧め致しております。
    Q5:過去に接種を受けた事が有るのですが中断していました。
    再度接種は可能ですか、接種をうけるとすると初めからですか。
    A5:残りの分の接種を受ける事が勧められます。
    Q6:子宮がん検診で軽度異型性上皮が出ています。ワクチン可能ですか。
    A6:異型性上皮でも軽度異型性上皮の方はワクチン接種可能です。
    但し高度異型性上皮と言われている方は、検査の方が優先されるでしょう。
    Q7:ワクチン接種を受けるともう子宮がん検診は受けなくて良いでしょうか。
    A7:今後のがん検診は必要です。
    HPVワクチンは現在15種類位あると言う子宮頚がん発生可能ウィルスの16型と18型の感染予防になります。
    この16型と18型は他もウィルスより子宮がん発症の確立が高かったり診断の難しい腺がんになる事もあり特に注意が必要なウィルスとされています。またこの2つだけを予防する事で日本人の子宮がん検診の70%が予防できると考えられています。
    16型と18型と言う最も危険なウィルス感染の予防になりますが、しかし 100%の予防ではありません。

    ワクチン接種で子宮がん発症のリスクは減らせるが、検診は必要だとお考えください。
        
    Q8:接種している時に妊娠が分かりました。どう対応したら良いでしょうか。
    A8:コロナウィルスのように緊急性高い病気ではない為、妊娠中の接種は勧められておりません。

    接種中に妊娠が分かった場合残りの接種は分娩後に受ける事が勧められております。
    このワクチンが赤ちゃんの異常を起こすと言うデータはありません。 



帯状疱疹ワクチン

帯状疱疹ワクチンには2種類あります。

生ワクチン

従来からあった水痘予防ワクチンで、2016年から帯状疱疹予防の効果が認められています。

生ワクチンの為、妊娠中、臓器移植後の免疫抑制剤使用の方などは使用できません。

現在の所このワクチンの効果は8年程度と考えられています。

1回投与です。

副反応は58%程度と考えられています。

当院の費用
予約が必要です。

不活化ワクチン(遺伝子組み換えワクチン)シングリックス

50歳以上の方が対象になります。

生ワクチンに比べて長期間の予防効果があります。
現在の所50代で97.2%、70代で91.3%の予防効果とのデーターがあります。
完全に100%と予防効果が持続ではありません。

生ワクチンに比べ長期間の予防効果が有る事が知られています。
ワクチン投与8年後の予防効果は84%と言われております。
また帯状疱疹が治癒した後によく発生する痛みの予防になる事も知られております。

投与は2回、2ヶ月間隔です。

副反応
痛みを訴える方が多くあらかじめ医師に聞いておきましょう。
局所的な痛みなどが約80%位の割合で出るという記録があります。
全身的な副反応が65%位の方に出ると言うデーターがあります。

費用 1回当たり      円(含消費税)
予約が必要です。




価ワクチンシルガード

9価ワクチン シルガード

  1. ① ワクチンの対象になるウィルス
    HPV16,18 、31、33、45、52、58型の各タイプと尖圭コンジローマの発生の元になる6,11の9種類のHPVウィルスに効果のあるワクチンです。

    今の所子宮頸がん原因となる可能性のあるウィルスは13-15種類あると考えられております。
    この中で16,18,31,33,35,45,52,58型は特にがんの進展リスクが高いと考えられておりますが、ガーダシルはこの殆んどをカバーできると考えられております。

    CDC(アメリカ疾病対策予防センター)やWHOはこの9価ワクチンを推奨しているようです。
  2. ② 副反応
    注射部位の痛みなどガーダシルと同じような症状が認められています。
    ガーダシルの項目をご覧ください。
  3. ③ 投与期間
    注射日、2ケ月後、6ケ月後の3回です。
  4. ④ 費用
    自費で当院では1回30,000円です。